バガン(3)

1月11日。

バガン最終日である。

この日の足もEバイク。しかし、このバイクにトラブル発生。空港に行く途中にあるパヤトンズ遺跡群方面に向かおうと走っていくと、早くもバッテリーの残量を示すランプの一つ目が点滅(ライトは4つあり、全部ついているとフル充電状態。残量が減少していくと、点滅→消灯という感じで、点灯しているライトが減っていく。

不良バッテリーだと思い、レンタバイク屋にもどろうとしたところで、パンクが発生。よくみるとタイヤのホイールがゆがんでいる。ちょっとくたびれた感じのバイクだったので、どうかなと思ってはいたのだが、やはり不良品だった。

バイクを借りた場所に戻るため、バイクを押していると、親切なミャンマー人がレンタバイク屋に電話をかけてくれた。ほどなく、Eバイクでレンタバイク屋が来てくれて、それに乗り出発。正直、バイクの交換に何がしかの料金を要求されるかもと思ったが(貸す側の整備不良なので常識的には借りた側に責任は発生しないはずだが、途上国ではしばしばそういう常識は覆されるので)、何も要求されなかった。

しかし、トラブルが発生したのが、ニューバガンの街なかでよかった。これが、街を離れてしばらく行ったところだったら途方にくれていたところだ。Eバイクを借りる場合、なるべく新しいピカピカのものを、というのが鉄則だろう。



まず訪れたのはダマヤッズィカ・パヤー(だと思う)。




ミン・ナン・トゥ村(近く)にある寺院。



どこだ? データに記録されている撮影時刻から考えると、上の白い寺の中。




パヤトンズ遺跡群のあたり。




パヤトンズ遺跡群のあたり。




パヤトンズ遺跡群にある寺院で、壁画は古いが仏像は真新しい。ミャンマーではどこでもそうなのだが、崩壊しかけた寺院も人々の信仰の場になっており、そこに新しい、もしくは金箔でキンピカに飾られた仏像が安置されていることが多い。




越後交通のバスもパヤトンズ遺跡群へ(笑)。バスの後ろの寺院がパヤトンズ寺院だったか? 中に壁画が残っているが撮影禁止。




ミン・ナン・トゥ村で昼食をとったが、そのとき教えてもらった道を通ってニュー・バガン方面に戻った。その道すがら放牧中の牛と山羊が混在した群れに遭遇。




一度ホテルに戻って一休みした後、再度観光へ。最初に行ったのがエーヤワディー川岸にあるローカナンダパヤー。鐘をかついで歩く姿のリアルな像が興味深い。




この日の最後は、仏塔群の間に沈む夕日を見るためシュエサンドー・パヤーへ行ったが、日没までかなり時間があったので、周辺を散策。




シュエサンドー・パヤーの周辺。




シィンビンターリャウンの涅槃仏(11世紀、全長18m)。




まだ日は高いが、シュエサンドー・パヤーは予想通り夕日待ちの観光客でラッシュ状態だった。東側を望んだあと(この写真)、場所確保のため西側へ移動。




シュエサンドー・パヤーから望んだバガンの夕景。



これにて、バガン観光は終了。だいぶ見落とした仏塔があるが、スタンプラリー的な観光は避けたかったし、また訪問するためのバネにもなる。


          

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