プリア・ヴィヘア

シェムリアップ2日目の朝7時、前日予約したプリア・ヴィヘア行の車で出発。セダンタイプの車が来ると思っていたがワゴン。基本的にはバックパッカーがなるべく安いツアーを組むための車なので大き目にならざるを得ないのだと思う。

10時、プリア・ヴィヘアへの登り口というかチケットセンターというか、そういうところに到着。

ここでプリア・ヴィヘア入場料10ドルと、ここから遺跡までの行き来を運んでくれるバイクのチケット(5ドル)を購入。

バイクチケットを購入すると、チケット窓口の人がマイクでバイクの呼び出す(言葉がわからないが呼び出しだと思う)。ちょっと大きな声をだせば、バイクはすぐ近くに待機しているのでわかると思うのだけれど。

バイクの後部席に座り出発。

少し行くとプリア・ヴィヘアのチケットコントロールがあり、ここでチケットコントロールの係員からバイクの運ちゃんにバイクチケットが渡された。さっきのマイクでの呼び出しといい、けっこうシステマティックにやっているなあという感じ。

再び走り出して少し行くと上り坂になり、最後は「ここをバイクで行くの?」というぐらいのものすごい坂。

その坂道をローギアで登り切り、10時15分、遺跡の入口に到着。



プリア・ヴィヘアの寺院は、9世紀末の創建で11世紀前半に改修された。遺跡の保存状態はこんな感じ。つまり保存状態はあまりよくない。ということで遺跡そのものよりも、遺跡の雰囲気を楽しむ場所かなと思う(超個人的な感想)。




どこかからのお坊さんグループが来ていた。




石段の上から来た道を望む。この遺跡は北側に入口があり、午前中は奥の方から入口を望むと順光になる。なお、北側はタイとの国境があり国境紛争が続いており、割と最近まで一般旅行者の入域は禁じられていた。




内側の伽藍に入っていきます。




通り抜けて振り返ります。



レリーフは他のクメール建築に見られるものと同じ感じ。




さらに進んで振り返る。




ちょっと構図を変えて。







伽藍を抜けて行くと猿たちが。




寺院の裏手(南側)からの眺め。







こんな池も。




バイクを降りた場所は寺院の入口への石段より上にあり、ここを通らずに伽藍の中に入ったので、石段から伽藍方面を見上げるために下りました。



11時40分すぎ遺跡を出発。
さっきの坂の下りは恐怖を覚えるレベル。スキーで緩斜面から急斜面に出ていく感覚(超個人的な感覚です)。

さっきのチケットセンターに戻るのかと思っていると、シェムリアップ方面とチケットセンター方面の分かれ道のあたりで車が待っていた。わずかの距離だけれど、一切の無駄は省きますという感じ。この先の観光客ラッシュを見越してシステムを構築しれいるのだろうか?

14時50分、シェムリアップのホテルに到着。

予想以上に早く帰って来てしまったので暇である。プリア・ヴィヘアとコーケー遺跡群をセットにして回ればよかったか? でも、次の楽しみが残ったのでいいかと思う。