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戸井十月ユーラシア大陸横断3万キロの旅

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カラクリ湖畔でバスの修理

今月、毎週水曜夜にNHKBSハイビジョンで放送されていた、「プレミアム8紀行、戸井十月・ユーラシア大陸横断3万キロの旅」が今日、最終回を迎えた。

作家戸井十月氏がポルトガルのロカ岬からロシア極東のウラジオストクまで、バイクで旅するという紀行ものである。

もちろんサポート隊がついているのだが、それでも雪で凍り付く道を行ったり、道なき道をいったり厳しい旅だ。

残念ながら、ロカ岬から中央アジアまでの分の放送は見逃したが、中央アジアのキルギスタンから中国、モンゴル、ロシアと走った後半2回は実に見ごたえがあった。

戸井氏は旅を楽しんではいるのだが、それでもつらい旅で、ふと「ここで戻るわけにもいかないしなあ」とかもらしたりするわけだが、ハードな旅を敢えてしない人にはわからない心のありようだなあと、自分のユーラシア陸路横断でもっとも厳しかった、パキスタン-新疆の旅とか、イラン-パキスタンの旅に思わず重ね合わせてしまった。

戸井氏がモンゴルのホテルでお湯が出ることを喜ぶ場面があって、お湯が出ることがしみじみとありがたいと思ったトルコのサムスンの安宿のことを思い出したりもした。

ああいう旅を再びすることはあるのだろうか、そんなことをふと思ってしまう番組であった。

ということで、冒頭の写真は、パキスタンからフンジェラーブ峠を越えてカシュガルへ向かう途中にあるカラクリ湖畔での一コマ。

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