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観光地にも旬がある-ウユニ塩湖

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ウユニ塩湖の夕景(2005)

写真は、ボリビアのウユニ塩湖の夕景。

雨季には湖にうっすらと水がたまり、鏡張りの状態になる場所として有名。

僕が行ったときは、雲が少なすぎて湖面に映るものが少なくやや物足りなかったが。

僕がウユニに行ったのは2005年。飛行機が飛んでいるという情報もあったが、調べてみると定期的には飛んでいなかった。

ということで、ラパスからのアクセスの手段は、バスか鉄道(ラパスからは出ておらず、まずオルーロというところへ移動して、そこから乗車)。

僕は往路は鉄道で、復路はバスで移動したが、順調にいけば10時間かそこいらの移動時間で、当時から秘境というほどの場所ではなかった(ただ、色々とトラブルに見舞われ実際にはかなり大変な移動だった)。

今では、飛行機も定期的に飛ぶようになり、アクセスはかなり容易になった模様。

おそらく宿泊施設もどんどん増えているのだろう。

必然的に世界中から観光客が押し寄せ、見所には観光客が集中するということになる。

実際、近年ウユニ塩湖へ行った人のブログを見ると、かなりの賑わいだし、今朝もテレビでウユニ塩湖が紹介されていたが、塩湖のそこいらじゅうにランドクルーザー(塩湖内を走って観光する)が停まっていた。

ということで、絶景のなかに静かにたたずむということは難しくなっているよう(2005年もそれなり観光地だったので、多くのランドクルーザーは見られたがラッシュという感じではなかった)。

2005年という、ウユニ塩湖が脚光を浴びて、まだ間がないころに訪ねることができて大変ラッキーだったと思っている。

やはり観光地にも旬というものがある場合があるのだ。

それから、旬どころか、現在のシリアのように訪れることが不可能になってしまうという場合もあり、また、タリバーンに破壊されたアフガニスタンのバーミアンの石仏のように、まったく見られない状況になってしまったものもある。

また、自由旅行でチベットからヒマラヤを越えてネパールへ行くなどということもできなくなってしまった。

僕が完全に旬を逃してしまったと思っているのは、中国の九寨溝。

旬を逃さないため、色々とアンテナを張り巡らせておかなければと思う。

旬という観点からは、ミャンマーがちょうどよい時期を迎えていると思う。

ところで、ウユニ塩湖は広大なので混雑感は少なく、素晴らしい景色が見られることには変わりがないと思われるが。。。

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