イスタンブールあちこち
<ドルマバフチェ宮殿>
19世紀半ば、スルタン・アブデュルメジドが建設したバロック様式とオスマン様式を折衷した宮殿。ここへは1992年3月に訪れたが、その時からすでに内部の写真撮影は禁止されており、門の写真しか撮っていない。


(1996年8月) 「そういえば門の写真、撮っていなかったなあ」と思い、前を通りがかったときに撮影。




<チュネル、カラキョイ駅>
1875年に造られたという地下鉄。乗車時間はたった3分。それだったら歩いた方がよいと思うところだが、このチュネルが走っている区間は急坂でイスティクラール通り方面に行く際には利用価値が高い。


(2004年8月)




<イスティクラール通り>


(1992年3月) イスティクラール通りを走るノスタルジック・トラムヴァイ(チュネルの駅とタクシム広場とを結ぶ)。1990年にここへ行った際には、バスが走る普通の通りだったと思う。




(2013年3月) 上の写真から21年後のイスティクラール通り。




<トルコ・テレコム・スタジアム>
2019年2月、ガラタ・サライの試合を見にトルコ・テレコム・スタジアムに行ってきた。寒い時期だったがスタジアムに入るとホワーッとあったかな感じがするではないか。暖かさは上からくる感じだったので見上げてみると、スタジアムの天井、コンコースの天井に電熱ヒーターがあるではないか。さすが金持ちクラブのホームスタジアムだと思った。


(2019年2月) トルコ・テレコム・スタジアム。




(2019年2月) ヨーロッパリーグの試合(ガラタサライvsベンフィカ=ポルトガル・リスボンのチーム)




<ハイダルパシャ駅>
長くトルコ国鉄のイスタンブールのアジア側の始発駅だったハイダルパシャ駅。高速鉄道の建設が進むなかで、2013年に駅としての役割を終えた。


(2011年8月)




(1994年7月)




<キュチュック・アヤソフィア・ジャミイ>
6世紀にユスティニアヌス帝によって建てられた教会だが、コンスタンティノープル陥落後にジャミイ(モスク)に改装された。イスタンブールに現存する最古のビザンツ建築。「キュチュック」とは「小さい」という意味で「小アヤソフィア」という名前を意識して内部を見学すると、なるほどという気がしないでもない。


(2015年10月)










<クンカプ駅・クンカプ界隈>
グランドバザールあたりからマルマラ海の方へ坂道を下って行ったあたりに(マルマラ海近くにクンカプ駅がある)、古い町並みというか建物が残っている。また、このエリアの東端のあたりには高級フィッシュレストランが並んでいる場所がある(それらのレストランでは食べたことはない)。


(2008年3月) クンカプ駅。




(2008年3月) クンカプ駅からスィルケジへ向かう近郊線に乗車。




(2008年3月) 出窓が特徴的な伝統的な建物(アゼルバイジャンでも似たような建物を見たので、けっこう広い範囲で使われている様式のようだ)。




(2008年3月) キリスト教の教会も点在している。




(2008年3月) 一つ上の写真とは別の教会。




<ビュユック島>
マルマラ海の東、イスタンブールのアジア側の沖合にプリンスィズ(プリンセス)諸島とよばれる島々がある。いくつかの島々にはイスタンブールから船の便があり、避暑地やリゾート地として人気の場所になっている。

1996年、旅行中に体調を崩し東部トルコをまわる予定を変更して早々にイスタンブールに出てダラダラすごすなか、時間つぶしのためプリンスィズ諸島のビュユック島(イスタンブールから1時間半くらい)へ行った。


(1996年8月) ビュユック島の埠頭。




(1996年8月) 埠頭近くの街並。







島内は車の利用が原則禁止されており、当時は馬車が使われていた。その後、動物愛護の観点から馬車に代わって電気自動車が利用されるようになったらしい。




花々が咲いて美しい島だった。