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アンマン、ジェラシュ 3月4日、早朝6時半にホテルを出た。運良くアンマンへ行くという日本人3人と一緒になり、セルビス(乗り合いタクシー)はすぐ座席が埋まり、6時40分には出発。しかし、『地球の歩き方』の影響力は絶大である。この地域のガイドブックがなかった頃は、こんなに日本人旅行者は多くなかった。 10時ころアンマンのセルビス・ステーション到着。そこから市内セルビスに乗り換え、中心部にあるアブダリのセルビス・ステーションへ。ここから徒歩5分くらいのところにある、アンマンでの定宿へ向かう。定宿とはいっても、8年ぶりである。リニューアルされてすっかり立派になっていた。 この日はダウンタウンを散歩して、その後ジェラシュへ行った。ジェラシュは91年以来なので10年ぶりである。遺跡の入り口には観光客向けの随分立派な施設ができていたが、遺跡の中に一歩足を踏み入れると、時間が10年前から現在に一気に短絡したような感覚を覚えた。久しぶりに訪れた際、その場所が以前と変化がないときに感じられる、この感覚が何とも言えず好きである。
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