![]() |
|
ルクソール(2) (3月9日)この日もルクソール観光。午前中は自転車で再び西岸の遺跡巡り。
まず、ラムセス3世葬祭殿へ行った。
続いてラムセス2世葬祭殿(ラムセウム)へ行った。近年撮られた写真で見られる光景とは異なり、まだかなり荒れた状態だった。
続いてセティ1世葬祭殿へ行った(セティ1世葬祭殿はアビドスにあるものの方が有名らしい)。
午後は徒歩で東岸の重要な神殿、ルクソール神殿へ行った。 ルクソール神殿は、年に1度、ナイル川の増水期にアモン神が妻のムト神と過ごすために訪れるオペト祭のためにつくられた、カルナック神殿に付属する神殿で、そのため、カルナック神殿とルクソール神殿の間は祭礼用の参道で結ばれ、ルクソール神殿には現在もその一部が残っている。 付属の神殿でありながら、このルクソール神殿もまた大きい。 神殿域内に入ると、第一塔門の前の1本のオベリスク(アモン・ラー信仰のシンボル)が目に入る。もともと2本あったのだが、向かって右側の1本が、1836年、エジプト総督ムハンマド・アリによってフランスに寄贈され、現在はパリのコンコルド広場に立っている。 ところで、この神殿に来た時間が悪かった。オベリスクやそのすぐ後ろの、ラムセス2世像の写真を撮ろうとすると逆光になるのだ。道理で外国人の団体が少ないわけだ。 ラムセス2世像のある第一塔門から第一中庭を通りさらに奥へ進むと、そこにはまた巨大な柱が並んでいる。パピルス型の柱頭やシュロ型の柱頭もすばらしいといわれているが、そんな知識は持たぬままルクソールに行ったので、ここでもその巨大さに圧倒されるばかりだった。
ルクソール神殿を出た後はルクソールの街歩きをした。
|




























