岩木山とりんごの花、ワ・ラッセ、八甲田丸(2025.05)
黒石に向かった理由は2つ。一つは弘南鉄道から岩木山がどんな具合に見えるのか確認すること、もう一つは黒石の「こみせ」が残る街並み。



弘南鉄道の車窓の風景。




弘南鉄道の車窓の風景。水田に水がはられたタイミングで見たかった風景。すごく小さくてわかりにくいが、中央に塔が見える。たぶん配水塔だろう。




弘南鉄道黒石駅前にあった有名らしい食堂。つゆ焼きそばという珍しい料理が有名らしいが、何となく焼きそばの気分だったので、「焼きそばをお願いします」と注文すると、店の人に「普通の焼きそばでいいですか?」と確認された。




黒石市消防団第三分団第三消防部屯所(1924年建設、1928年に消防自動車が配備され1階正面部分が増築された。中にレトロな消防車がある-外からしか見られない)。




中町こみせ通り。 黒石氏のホームページによると、建物の表通りに設けられたひさしを青森県や秋田県では「こみせ」と呼び(新潟県では雁木と呼ばれている)、このひさしによって雪の季節には歩行路が確保された。これは江戸時代、初代領主・津軽信英が町割りを行った際に作らせたと言われ、最盛期には総延長4.8キロメートルにも及んでいたが、度重なる火災や車社会の発達などにより大半が失なわれてしまったとのこと。










黒石の盛り場。道路の奥の方に岩木山が見える。






弘前に戻った後、弘前市りんご公園(約9.7haの敷地に80種、約2,300本のりんごが植えられている)へ向かった。一応、五能線の車内から岩木山とりんごの花を見ることが出来たが、もっとしっかりりんごの花を見たかった。りんご公園には一応路線バスでアクセス可能だが、便数が少なく次の予定を考えて往路はタクシーを利用した(2000円強だった)。



りんご公園には多くの品種のりんごの木が植えられており花の時期も様々。早い木は桜と同時くらいに開花しており、盛りは終わっていたが、開花の遅い品種の花が美しかった。後方の山はもちろん岩木山。










りんご公園内にある旧小山内家住宅(江戸時代の農家の住宅を移築したもの)。




旧小山内家住宅の内部。生活用具や農具などが展示されていた。




これもりんごの花らしい。




時間帯的に逆光になるのが残念。



りんご公園からの帰路は路線バスを利用。