冬のチンクエ・テッレに行ってきた
一週間ほど、イタリアに行ってきた。
主な目的地はチンクエ・テッレ(5つの土地という意味でその名の通り5つの漁村がある地域)というところ。近年注目されている観光地だ。
12月の海外旅行は、ホノルルマラソンを走りにいったのを除くと、上海とその周辺、カンボジアのアンコール遺跡群に行ったくらいだったが、今回は冬場で観光客の少ないであろうことを期待して、イタリアまで足を伸ばすことにした。
この季節は雨が多めなので天気が心配だったが、予想通りけっこう降られた。が、そういう季節なので、やはり観光客は少なめで、静かな街が楽しめた。
で、写真は、チンクエ・テッレの一つ、マナローラの夕景。空は濃いグレーの雲で覆われており、にわか雨にも降られたが、夕方なので、空の色の重さはあまり気にならなかった。
旅の詳細は、いずれまた本編で。
チステルニーノ
コンサドーレの記事と前後してしまったが、先々週から先週にかけて超短期でイタリアに行っていた。
主たる目的地はオストゥーニとチステルニーノ(上の写真はチステルニーノで、ごくごく小規模な白い迷路が楽しめる)。
『地球の歩き方』に載っていない(はず)街だが、イタリア南部(長靴のかかとのあたり)の白い街地として結構有名らしい。(後者はそうでもないか?)
当たり前だけれど、まだまだ未知の素晴らしい場所がある。今回の旅は、そんな場所を見つけて、少しずつ訪れていくきっかけとなるものになったかもしれない。
旅の詳細は、例によっていつになるかわからない本編で。
Stadio Giuseppe Meazza 再び
先日のイタリア旅行のもう一つの目的はサッカー。
長友の所属するインテルの試合を観戦すること。
試合会場はジュゼッペ・メアッツァ・スタジアム、通称サン・シーロ・スタジアム。
2回目の訪問だが、その雰囲気を堪能した。
ところで、このエントリーは、iPad mini からのテスト投稿。
Movable type をバージョンアップして、iPad には画像を縮小するためのアプリを入れ、さらに縮小した画像を何とか見るにたえる質にするためのアプリも入れるなどした。
これで、一応、旅先のなどから写真付きのエントリーができるようになったが、正直、文章の入力がきつい。
まあ、自分の場合、写真と短い文章の組み合わせが多いので、十分実用的だと思うが。
路面電車のある風景(ミラノ)
ミラノのサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会へ行った。お目当ては、教会よりも教会前に並ぶ、コリント式の列柱。
そこに思いがけず路面電車が。
思わずカメラを向けたのはいうまでもない。
岩倉使節団の見た風景を見る旅(ヴェネチア)
明治の初め、岩倉具視を特命全権大使とする米欧への使節団が派遣された。
幕末に締結した不平等条約を改正するための予備交渉も目的としたが、これはうまくいかず、1年10ヶ月にわたって制度や文物の調査をして帰国した。
その公式報告が『米欧回覧実記』で、そのなかの挿絵がなかなかのすぐれもの。
で、たまたまページをめくっていたときに見つけたのが、上の白黒の画像で、イタリアはヴェネチアの風景。
ヨーロッパの古い街は、岩倉らが訪れた頃とほとんど風景が変わっていないところも多いはずで、ヴェネチアなどは全然変わっていないだろう。
ということで、上の白黒の画像と同じ光景を探しにヴェネチアまで行くことにした。
そして、下の画像が今回の旅行で撮った写真。
同じである。
左側の手前から二つ目の建物の窓のところの日よけまで一緒である。
実は『米欧回覧実記』の挿絵を手がかりにした旅は、以前からあたためてきたもので、この先、また実行するかもしれない。
ジャンカルド村のパラダイス座があった場所
パラッツォ・アドリアーノから帰ってきて、あらためて「ニュー・シネマ・パラダイス」を見てみた。
この映画を1回見ただけでパラッツォ・アドリアーノを訪れたので、架空の村ジャンカルド村の映画館がどこにあったのかわからずに、映画の舞台となった広場を歩いたのだが、映画をみながら撮ってきた写真をみると、かろうじて写っていました。映画館(のセット)があった場所が。
その場所は、上の写真の広場から奥の方に伸びている道の入り口(広場からの出口)あたり。
しかし、映画を見ていない人にはなんだかわからない話ですみません。
まあ、自分のための記録ということで。
Palazzo Adriano(パラッツォ・アドリアーノ)
もう20年以上も前の映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のロケが行われた、イタリアはシチリア島にあるパラッツォ・アドリアーノという小さな村へ行ってきた。
自分は、普段、映画はほとんど見ない人なので、「ニュー・シネマ・パラダイス」の題名は聞いたことがあったが、作品自体は去年まで見たことがなかった。
知り合いから勧められるまま、DVDを見てみると、なるほど評判通りの作品だった。
それで、映画の舞台に使われたシチリアの村、パラッツォ・アドリアーノが急速に旅の目的地として浮かび上がってきた。
随分旅をして来たので、何か変わった動機づけも欲しかったし、シチリアの普通の田舎というのにもひかれるものがあった。
本当に何も無い普通の田舎町だったが、ちゃんと由緒ありげな教会があって、その前に広場があって、休日には人々がなんとはなしに集まってきて。。。そして、その広場は映画のままだし(さすがに作品に出てくる映画館はないが)。。。
なかなか興味深い訪問となった。
※記事とは関係ありませんが、コメント投稿が機能するようになったみたいです。
路面電車のある風景(ミラノ)
ミラノには路面電車がたくさん走っている。
ということで、昨年のリスボン以来、路面電車づいているものとしては、ミラノらしい「路面電車のある風景」を探したわけだが、ありました、ありました。ミラノ最大の観光地ともいうべきドゥオーモの前。
残念ながら撮影の時間帯が悪く、ドゥオーモの写りがいまいち。
Stadio Giuseppe Meazza
スタディオ(スタジアム)・ジュゼッペ・メアッツァ。通称のサン・シーロ・スタジアムの方が通りがよいかもしれない。
イタリアのセリエA、インテルとACミランが本拠地とするスタジアムである。
最大収容人員8万3000人弱、巨大スタジアムである。
4月9日、そのサン・シーロでインテルの試合を見てきた。いや、インテルの長友佑都を見てきたというべきか。
昨年の4月にフィレンツェでフィオレンティーナ対インテルの試合を見て、ヨーロッパでのサッカー観戦もいいものだと思うようになった。
それで、かつて札幌に在籍し、現在はFCポルトに在籍しているフッキを見に、ポルトガルへ行くことを考えていた。
しかし、あいにく観戦に出かけられる日程の、FCポルトの試合は地方のチームとのもの。
スタジアムも小さく、チケットの入手も難しい可能性がある。さらに、ホームの観客に囲まれたなか、その敵であるフッキに注目して観戦するのもちょっと、と思い迷っていた。
そのとき長友がインテルに移籍した。
せっかくサン・シーロまで行って空振りという可能もあるが、スタジアムの雰囲気を感じられるだけでもよい。対戦相手はキエーボ。満員にはならないカードだし、当日券の購入も十分可能のはず(日本で高額の手数料を払ってチケットを確保するという手もあるが)。そう思ってイタリア行きを決めた。
試合では長友が先発(最近の出場状況からみて、試合には出ると思っていたがラッキーだった)。
過密日程のせいか、インテルの動きは悪かったが、ミッドウイークに行われたチャンピオンズ・リーグでの出場時間の短かった長友は元気一杯。切れの良い動きで、サイドを駆け上がったり、敵の攻撃の芽を摘んだりして、インテルサポもやんやの喝采。試合中に「ユート」コールも起こり、サポにもかなり愛されている模様。
結果は2-0でインテルの勝利。
サポは勝利の余韻に浸って、長くスタジアムにいるのかと思いきや。特にゴール裏のウルトラのあたりの客はあっという間にスタジアムから去ってしまった。これもサッカー文化の違いか?
ウーム、なかなかよい雰囲気で楽しかった。来年もこの季節、ヨーロッパサッカーを観戦に行くかもしれない。
Stadio Artemio Franchi
かなり行きあたりばったりで、イタリア・サッカー1部リーグ(セリエA)のフィオレンティーナのホームゲームに行ってきた。
先週末から今週にかけて、仕事の空白ができることが決定した段階で、4泊5日(うち機中1泊)でのイタリア行きは決定していた。
行き先がイタリアであった理由は特にない。あえていうならば、温かい季節にシチリアへ行きたいということか。
しかし、天気予報をチェックすると、シチリアの天気は今一つ。
で、天気予報がよさそうだったのがローマより北側。トスカーナとその周辺がローマからの距離も短く時間を有効に使えそう。
この地域の最大の観光地といえばフィレンツェだが、ここには行ったことがあるのでアッシジを選択。予報通り、好天に恵まれてなかなかよい旅行となった。
さて、あとはどこへ行くか。
サッカーをみたいと思った。日曜の夜ローマをたたなければならないので、土曜の試合でなければだめ。一応、出発前に土曜日にフィレンツェでフィオレンティーナのホームゲームがあるのはチェックしておいたが、チェックしただけという感じ。
アッシジで泊まったホテルのロビーにあったパソコンでインターネットが使えたので、調べてみると、10日夜8時45分キックオフ。対戦相手はインテル。夜8時45分というキックオフ時刻もすごいが、問題は対戦相手。インテルでは当日券は無理かも。
しかし、とにかくフィレンツェへ移動。
で、上の写真でおわかりの通り、無事チケットゲット。
メインスタンド一番端の方の席が50ユーロと結構なお値段。
しかし、ゲームはなかなかすごく、ピッチが狭く感じられる(正確なサイドチェンジが頻繁だし、攻守の切り替えもはやい)。Jリーグで自分のひいきチームを応援するのとはまた別の楽しさがあった。
追記...ちなみに表題のstadio artemio franchi(スタディォ・アルテミオ・フランキ)はフィオレンティーナのホーム・スタジアムの名前。