ポルトガルから国会前へ
一週間ほどポルトガルへ行っていた。
p以前、ユーラシア陸路横断の締めくくりとしてイタリアからポルトガルまで移動した際、とばした場所に行く、落穂ひろいの旅だ。
一番の落穂ひろいはエルヴァスという街だったが、今回の旅のメインは上に写真をのせたマルヴァオン。けっこうな観光地だが、日帰りの旅行者が多く、朝夕はひっそりとしている。
さて、そのポルトガル旅行から帰ったのが13日の午後。
家に荷物を置いて、夜、国会正門前に行った。
「未来のための公共」というグループが主催する、共謀罪に反対する行動に参加するためである。
長々とは書かないが、テロ対策ではない、TOC条約を批准するためにも必要ではない、組織的犯罪集団かどうかを確認するため一般人も調査対象になる(調査対象にしなければ成り立たない法律であるーなので国会論戦が参議院に移った段階で政府が答弁を変えていったのはある意味当たり前)。まあ、捜査当局のさじ加減でどこまででも操作できるということ。
とにかくもう滅茶苦茶。
ということで、少しでも抵抗の姿勢を示すため、国会前にかけつけたというわけです。そして、その後、14日夜、15日夜にも続けて抗議に参加。
法律は成立してしまった。が、このままでは日本の民主主義がかなりまずい状況になってしまうので(国連の人権理事会に任命された特別報告者(ケナタッチ氏)もそうだし、各国のメディアからも心配されているよう)、今後も色々な形で市民が動くと思うし、時間の許す限り参加していきたいと思う。
路面電車のある風景(リスボン-ジオラマ風)
ちょっとポルトガルへ行ってきた。
ポルトガルの首都リスボンの見所の一つは路面電車。
で、今回は、その路面電車をカメラについているジオラマ・モードでも撮ってみた。
路面電車のある風景(ポルト)
ポルトは坂道の多い街だった。
けっこう急な坂道もあり、そこを路面電車がゴトゴトと進んでいく。
魅力的な被写体だった。
しかし、日曜だったためか、30分に1本くらいしか走っておらず、一撮入魂せねばならず、あまりよいものは撮れなかった。
写真をとった箇所は下り坂で、向こうの方はかなりの上り坂になっています。
★記事とは関係ありませんが、現在、コメントの投稿がうまくいかなくなっています。(修復できるのか?)
フッキは見られたが。。。
今回は珍しくデジタル一眼のみで出かけたのが失敗。フッキの雄姿をバッチリとカメラにおさめることができなかった。
いつもだとコンパクト・デジカメも持っていくのだが、家を出る直前に機内で読むための文庫本を一冊デイパックへ(24ℓほどのデイパック一個で出かけました)。その分の重さを減らすため、デジカメを家に置いていったというわけ。
それで、スタジアムに行ってみると、入り口の荷物検査のところで、一眼レフは持ち込めないと言われてしまった。一眼レフはプロフェッショナル用とみなし、持込は許可できないということだった。
しかたなく、スタジアムのクロークみたいなところでカメラを預かってもらい、スタンドに入っていった。
しかし、このカメラ持込をめぐって英語を話せるスタッフが現れて、「ポルトが好きなのか?」「フッキを見に来た。彼、日本でプレイしていたし」「そのためにわざわざ来たのか。楽しんでいって」という感じで話ができたので、良かったというべきか。
しかし、iPod touch を持っていたので、そのカメラで撮影したのが上の写真。
やはり、かなり画質が悪い(一応修正は施しています)。まあ、個人的には雰囲気は撮れたのでよかったと思うが。
上の写真はキックオフ1時間半くらい前のものだったか?(キックオフは20時15分) ご覧のようにガラガラ。こんなに早く来る客はいないのである。
次の写真は試合開始直前のもの。バック・スタンドの1階席はわりと埋まっている(メイン側も同じような感じ)。ちなみに僕の席は30ユーロの席(料金はソシオがかなり割安に設定されているが、一般客は50、40、30、その下にさらに2種類くらいあったか?)
次の写真は、フッキがフリーキックを蹴る直前のもの。
フッキ、ポジションは3トップの右?
あの体つき、走り方、札幌時代と変わらず懐かしい。しかし、フレーぶりは随分大人になり、なんと腕にはキャプテン・マーク。札幌時代を知る自分には信じられない。
次の写真はFCポルトのサポーター席。
対戦相手が最下位争いをしているチームだったので、試合全体を通しての熱さは本来のものとは程遠かったのかもしれないが、得点時は大盛り上がり。スタンド全体が総立ちとなった。(4-0でポルトの勝利)。
22時15分ころ、ホームの勝利で幸せな空気が漂うなか、カメラを受け取り、ホテルへの帰途についたが、気温はおそらく2~3度までは下がっており、体は冷え切っていた。
寒さに備えて、使い捨てカイロ3つと、ナサの技術を取り入れたという保温シートも持っていってはいたのだが。。。
再びポルトガル
かつて札幌に在籍しており、現在はfcポルトで活躍中のフッキを見るためにポルトガルへやって来た。
しかし、ポルトガルは遠かった。ロンドン経由で来たのだが、家を出てから、リスボンのホテルにチェックインするまで、飛行機の乗り継ぎ時間を含めて24時間以上を要した。
ポルトガルには3泊するだけで帰国の途につくことになっているが、こういう変わった目的の旅もまた良しである。
写真はリスボンのロシオ駅。
リスボンでとり鉄(not 焼き鳥屋)と化す
この夏は、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルと移動する旅をしてきた。
随分前に、上海・イスタンブール間の陸路の踏破を行ったが、その後、ヨーロッパの西端までの陸路踏破をめざしていた。
それで、残ったのがイタリアのミラノからポルトガルまでの区間。
あまり面白そうな区間ではないが、いずれ踏破するつもりだったので、この夏の旅で挙行することにした。
イタリア、フランスはほぼ移動のみ。
スペインに入ってジローナという街をみたあと、また、ひたすら移動。
最後、ポルトガルに入って観光らしい観光。
もちろん、ユーラシア最西端の地である、ロカ岬へも行った。
だが、一番、印象に残ったのは、坂の街リスボンを走るケーブルカーや路面電車。
観光客はほとんどにわか鉄っちゃんになり、ケーブルカーや路面電車の写真を取りまくる。
鉄道写真撮影が好きな鉄っちゃんのことを「撮り鉄」というらしいが、自分も、普段は鉄道にものすごく興味がある方ではないが、しっかり撮り鉄になってしまった。
ということで、冒頭の写真はリスボンの路面電車です。