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2015年10月 Archive

19度目だったトルコ訪問

201510サバサンド船とスレイマニエ・モスク

先週、トルコから帰国した。

帰国後、過去の旅の記録を確認したら、今回がなんと19度目の訪問だったということがわかった(年に2度行ったことも何回かある)。(先日、カッパドキアが4度目という記事を書いたが、実は6度目だったことがわかった)

飽きもせず随分と行ったものだ、と思われるかもしれないが、僕の旅行はやたらとリピートが多く、トルコ、特にイスタンブールなどは、例えば京都に繰り返し行く感じといったらよいだろうか。

もちろん、京都より全然遠くて、旅費も多くかかり、言葉も違い、行くためのハードルは高いのだけれど。

しかし、その繰り返し繰り返し行っていたトルコだが、先日のテロ事件の発生に見られるように、必ずしも安心して行くことのできる国ではなくなってきた(以前にもクルド人勢力の戦いが激化して東部でテロが多発した時期があったと思うが)。今後もトルコ旅行には行くのだろうとは思うが、慎重に状況を把握した上で計画をたてなければと思う。

ところで、冒頭の写真の高台に建っているモスクはスレイマニエ・モスクで、手前の派手な船は名物サバ・サンド屋の船。

6度目のカッパドキア

201510カッパドキア・ギョレメパノラマ

近くまで来ているのに寄らずに帰るという選択肢は見当たらなかった、カッパドキア。

ホテルにチェックインする際、やはりというべきかなんというべきか、観光ツアーに勧誘されたが、今回はツアーに加わる気はないので丁重にお断りした。

で、まず、ギョレメの街から歩いていける展望所へ。冒頭の写真はそこから眺めたギョレメの街。

アンカラにて(10月10日)

201510アンカラ城から


この日はサフランボルからアンカラに移動。
バスのテレビモニターでは、アンカラで爆発事件(テロ)が発生したことを伝えるニュースが流されていた。
トルコ語はわからないので、詳細はつかめなかったが、事件がアンカラ駅前で起こったことはわかった。


アンカラのバスターミナルに到着後、宿泊するホテルのあるウルス地区まで、無料のサービスバスに乗ろうと、乗り場へ向かうと、運行されていない。テロの混乱で一部の道路が通れなくなっているのかもしれなかったが、理由は不明。


ということで、アンカラ駅とはまったくの無関係なルートを通るドルムシュ(乗合のミニバス)はと考え、その乗り場へ。
ドルムシュは通常通り運行されており、ウルス地区に移動。


ホテルに荷物を置いた後、新装なったアナトリア文明博物館へ。


前に来た時は、こじんまりとした博物館という印象を持ったが、かなり規模も大きくなり、その分展示物も充実した感じだ。
個人的には、ヒッタイト〜新ヒッタイトの時期のレリーフなどがとても気に入った。

博物館を出た後、隣接するアンカラ城へいったが、こちらもここ数年で大きく変わった模様。

写真はアンカラ城から見下ろしたアンカラの街。

ところで、城内というかそこに隣接する街で、トルコ人青年に「どこから?」と聞かれたので、「日本」と答えると、「イナモトー!」と言われた。そういえば、現在、我が札幌に在籍している稲本はイスタンブールのガラタサライというチームでプレーしていたことがある。トルコ人にとって、日本人サッカー選手といえば稲本潤一なのかもしれない。


ということで、アンカラ城のあたりでは、事件現場とは違い、いつも通りの時間が流れていたわけだが、事件の真相はどうなのだろうか。トルコ政府と敵対するクルド人勢力によるものとの見方もされているようだが、アンカラ駅近辺で開かれていた集会は、トルコとクルドの和解をめざすというようなものだったようだし、一旅行者には、まったくわからないところである。

トルコはやっぱり猫の多い国だった

アマスラの猫1

シヴァス、トカットと移動して黒海沿岸のアマスラというところにに来た。

猫が次から次へと現れる。

やっぱりトルコは「ネコのくに」だった。(実はアマスラは犬も多いのだけれど)

何度目だ? トルコ

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もう何度目になるだろうか。トルコに来ている。

写真はシヴァスというところにあるギョク神学校(1271年創建)。

ここシヴァスは3度目。

初めて来た時に撮った写真は、カメラ・フィルムが盗難にあい、再度訪問した際は、撮ろうとしたら突然カメラが故障。
記憶の中にはあるのだが、どんな場所だったのかどんどん忘れて行く。
ということで、シヴァスのあちこちの写真を撮るため、3度目の訪問となった。

しかし、トルコの著しい経済発展にともないシヴァスの街も大きく変貌をとげており、過去2回の訪問時とは大分異なる印象。
とりわけ最初に来た時の、人通りも少なく陰鬱とした感じとはまったく違う、明るく活気のある街になったなあという印象。

発展していく過程にある国を繰り返し訪問することの面白さを感じている。

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