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2023年8月 Archive

IAEAは福島第一原発の処理水の海洋放出にお墨付きを与えたわけではないってこと

  • Posted by: オフ

先週土曜(8月26日)に放送されたTBSの『報道特集』では、福島第一原発の処理水の海洋への放出にお墨付きを与えたとされる(海洋放出を支持する人たちがその根拠としている)IAEAの報告書について正確に伝えていた。

「この報告書は日本の方針を推奨するものでも支持するものでもない」と。

また、IAEAの事務局長は番組のインタビューに対してこう答えている。「謙虚さをもって説明を続け、彼ら(漁業関係者)の信頼を得なければ未来はありません」と。

福島第一原発の処理水に関して国際的な信頼を得るのは困難だろう

  • Posted by: オフ

「原発処理水をめぐる日本政府の「意図的な誤訳」...G7首脳陣は「放出」が「不可欠」とは言っていない」

これはニューズウィーク日本版に掲載された記事で、G7広島サミット首脳による声明の英語原文を日本政府が意図的に誤訳したとされるというものである。

G7の国々の首脳は「処理水の放出」が「不可欠」と言っていないし、賛同していないにも関わらず、G7の国々を利用して国民を納得させようという意図が透けて見える。

都合のよい日本語訳を発表しておけば、日本のマスコミはただそれを発表するだけだから、処理水放水の件で大多数の国民の納得を得られるだろうという意図なのだろうか。

こんなことをやっている国を国際社会は信用してくれるだろうか?

統計の数字をいじったり、情報を隠蔽したり、公文書を廃棄したり、そんなことをする政府であることは、既に知れ渡っていると思うし。

そんなことをする政府が発表する原発処理水に関する情報を黙って信じてくれると思う方がどうかしているだろう。

福島第一原発の"処理水"の放出問題について

  • Posted by: オフ

福島第一原発の処理水放出が連日大きく報道されている。

しかし、その報道を、どんな問題が含まれているのか理解して、見たり読んだりしている人々は少ないのではないか?

かく言う自分もよく理解できてはいない。

このままわからないままでいてはいけないと思っているうちに、"処理水放出"が実施に移されてしまった。

遅きに失したが、この問題について、一人でも多くの国民が声をあげていかねばいけないと思い(この国にはほかにも問題が多すぎて嫌になってしまうが、あきらめたらそこでゲームオーバーなので何とか関心を失わないよう、少しでも声をあげるよう努めていきたい-以前はけっこうデモに参加していたりしたのだがコロナ禍もあるし、その他諸般の事情で遠ざかっている)、こんな辺鄙なページ付属のブログではあるが、ちょっと書いておこうと思う。

そもそも、だいぶ前には"処理水"ではなく「汚染水」と呼ばれていた。それが、いつの間にか"処理水"なる名称で呼ばれるようになったあたりで、何かこの問題に対する政府・東電の対応策が胡散臭いものであると感じるようになっていた。

確かに汚染水に含まれる放射性物質は処理されてはいるようなので処理水ではあるようだが、完全に処理されたと考えてもいいものなのか?

それについては2018年、大半の処理水にトリチウム以外の放射性物質が基準値以上に残留しているにもかかわらず、東電はホームページに掲載するだけで関係者に説明していなかったことが発覚して大きな問題になった。

現在、処理水放出に関する報道はもっぱらトリチウムに焦点をあてたもので、それ以外の放射性物質はどうなっているのか?

今日(8月25日)たまたま見たの処理水放出に関するNHKのニュースでは、「トリチウムなどを含む処理水」と処理水に含まれる核種にはトリチウム以外もあるということを示す言い方をしている。まあ、不正確という批判を避けるためなのだろうが、それだけであり、すぐに、今日(25日)、処理水放出後に初めて水揚げされた魚のトリチウムの検査がされるという話に話題が移った(しかし、検査するのはトリチウムだけなのか?)。また、環境省は今日(25日)周辺海域でトリチウムの濃度を調べるために海水採取を始めたということも報道されている。トリチウム以外はどうするんだ?

政府・東電はちゃんとやってますよ、安全に問題はありませんよというポーズを示しているだけではないのか?(そもそも関係者の理解なしにはいかなる処分も行わないという約束を破っているので、その時点でアウトだと思う)

あまりよく理解していない人が見ると、ちゃんと検査しているし大丈夫じゃないか? となるだろう。トリチウムは実は、生物への影響は少ないとされる物質らしく、より大きな問題はそれ以外の放射性物質らしいので、このままではまずいと思う。

福島第一原発の処理水放出については、下記のページが参考になるかと思う。備忘のためリンクを貼って、いつでも読むことができるようにしておくことにする。

【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント

「東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する」

「議論再燃。「処理水海洋放出」は何がまずいのか? 科学的ファクトに基づき論点を整理する」

新型コロナウイルス札幌市下水サーベイランス

  • Posted by: オフ

新型コロナウイルスが5類に移行してから、新規感染者の定点観測の数字は発表されているものの、あくまでサンプルの数字てあり、また検査忌避の傾向もあって、今一つ流行の実態がつかめない状態である。

そんな中札幌市は週に1度下記のような数値を発表している(下水サーベイランス)。

これを見ると流行の傾向がはっきりとわかり、かなり大きな波になっていることがうかがわれる。

パンデミックが始まって以来、お盆の時期以降は流行が落ち着く傾向があったようだが(皆警戒するのがその主因か?)、今年はちょっと様相が異なる。その要因の一つは、マスコミなどによるコロナは「明けた」「落ち着いた」「軽い症状ですむ」等々の報道による人々の行動の緩みだろう。いうまでもなく、感染者が多ければ、一定数は重症となり死者も多数発生する。加えて、このウイルス感染症には得体のしれない後遺症があり、それについては徐々に明らかにされつつある。

札幌市の感染状況が来週どのような動きをみせるかは、まったくわからないが、警戒を強めるべき局面にあることは間違いがないだろう(ここではとりあげなかったが、札幌だけではなく日本各地の状況も楽観できるものではないらしい)。

札幌市下水サーベイランス230822

新型コロナ・ウイルス変異株(BA.2.86)に関するアメリカと韓国の報道

  • Posted by: オフ
  • 未分類

新型コロナ・ウイルスの変異株BA.2.86が世界各地で現れて、注目されているらしい。

日本では報道されていない感じだけれど(すべての報道をチェックしているわけではないので確たることは言えませんが)、アメリカや韓国では報道されている。

世界で同時多発的に見つかっているので伝播力が強い可能性があるとのこと。XBB.1.5に比べ、36箇所もの変異をもっており、今秋開始予定のXBB.1.5ワクチンによる免疫を回避する懸念もあるらしい。

CBSニュース

ハンギョレ日本語版

新型コロナウイルスに関する色々

  • Posted by: オフ
以前は新型コロナウイルスに関する諸情報をtwitterから得ていた。

自分はtwitterのアカウントは持っていないが、ログインせずに見るだけということができたから。

しかし、6月の下旬だったか、それができなくなり、さらにtwitterはXというものに変わり、アカウントを持たぬまま情報源として利用するということはできない状態だった。

が、色々な手段で全部ではないが、一部見ることができるようになり、それによって得ることができた情報を以下に載せておきたい。

新型コロナに関する目下の関心は、新たな変異株と、以前も書いたが、新型コロナをほぼ無視するようになった(それは日本も同じだが)イギリスの状況だ。

イギリスのマスクに関する報道は重複する部分もあるが、両方のせておくことにしました。



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現在のイギリスの状況は、少し遅れて新型コロナを無視するようになった(政府がそのように仕向けた)日本の未来図を示しているように思う。



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